神戸製鋼工場見学会 参加報告

5月10日(水)神戸製鋼所工場見学会が開催されました。

見学内容;

1) 高炉 原材料の溶解・銑鉄を作る (鉄鉱石、石灰石、石炭)
2) 転炉工程 鋼を作る  (240ton~250ton)
3) 熱延工程  ( 熱間圧延、冷間圧延、メッキ)
非常に早いスピードで熱延する。冷延工程では水焼入れ設備を備え、超高張力鋼板の製造が出来 るのが最大の特徴。

Shape Japanからはエンジニアだけでなく普段なかなか目にすることのないファイナンスメンバー を含む総勢9名が参加しました。神戸製鋼は「世界一硬い鉄」を使用した唯一無二のバンパーを 製造するShape社にとって切っても切り離せない材料「鉄」を供給する大手鉄鋼メーカーの一つ です。当日は神戸鉄鋼スタッフによる説明のもと、貴重な鉄鋼製造の様子を見せて頂き、メンバー にとって貴重な経験となったことは言うまでもありません。その後親睦会も行われ、相互の信頼 関係もさらに深まりました。

【参加メンバーによる感想:高澤アカウントマネージャ】

今回の工場見学は、工場説明員の付き添いの中、成分調整、熱圧延等の工程を拝見しました。工 場の方が話されていた通り、鉄鋼工場の「スケール」の大きさには改めてビックリしました。さ らに、その中で行われている成分調整などの「細やかなモノづくり」は見た目とのギャップに感 心しました。

また、この製鉄所は加古川の市街地に近いので、周囲の環境には十分な配慮が施されており、防 塵ネットが使われているほか、高炉へ入れる際には密閉されたベルトコンベアーで運ぶなど原料 の飛散を防止する対策をとられています。

見学時間が短い中で、我々のメイン商品の原材料となる鉄板製造の一連の工程が理解できたと思 います。売りとなるハイテン鋼の技術的な内容も客先に説明するのに役立つと思います。